お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが、がん闘病を経て現在も活躍を続けています。
2020年に中咽頭がんを公表し、過酷な治療を乗り越えたワッキーさん。
その後の経過や現在の状況について、最新情報をまとめてお届けします。
ワッキーのがん闘病と現在の状況

ワッキーさん(本名:脇田寧人)は、2020年4月に中咽頭がんと診断されました。
当初は「ステージ1」と公表されていましたが、実際には首の2カ所に転移もあり、医師からは「普通ならステージ3~4」とも言われていたそうです。
治療法として、ワッキーさんは化学放射線療法(抗がん剤治療+放射線治療)を選択しました。
抗がん剤治療を3回、放射線治療を30回以上実施し、過酷な闘病生活を送りました。
治療中は副作用が非常に強く、味覚障害や唾液の減少、喉の激しい痛み、強い吐き気などに苦しみ、体重も10キロ近く減少したといいます。
2カ月間の入院を経て2020年8月に退院。
その後も1カ月ほど胃ろうで栄養を摂取しながら療養を続けました。
2021年12月に本格的に仕事を再開し、2023年6月には劇場にも復帰しています。
がん治療後の後遺症と健康状態

2025年現在、ワッキーさんは52歳。
がん治療から約4年半が経過し、健康状態は「だいぶ安定している」と自ら語っています。
しかし、後遺症として「唾液が出にくい」「味覚が鈍い」「声が出しづらい」などの症状が今も残っていることを公表しています。
これらの後遺症は、日常生活や仕事に影響を与えることもあるようです。
ワッキーさん自身も「長生きしないかもしれない」という不安を抱えつつ、前向きに活動を続けています。
「自分にできることを全うしたい」という使命感を持って、日々の生活や仕事に取り組んでいるそうです。
芸能活動と社会貢献への取り組み

完全復帰後、ワッキーさんはテレビや舞台などで精力的に活動を続けています。
2025年3月には舞台『Mother~特攻の母 鳥濱トメ物語~』のプロデューサーも務めるなど、芸能活動の幅を広げています。
闘病を経て「世の中のためになることをしたい」という思いが強くなったワッキーさん。
舞台や社会貢献活動にも積極的に携わるようになりました。
また、闘病中は「笑い」と「Jリーグ」が大きな支えとなったと語っています。
芸人仲間やJリーガーからの応援メッセージ、家族や相方・ヒデさんの支えが大きな励みになったそうです。
「やっぱり笑いは勝つんだな」と、笑いの力を再認識し、芸人としての使命感も強くなったと述べています。
まとめ
ワッキーさんは2020年に中咽頭がんを公表し、化学放射線療法による過酷な治療と長期の闘病を経験しました。
現在は後遺症と向き合いながらも、芸能活動や舞台プロデュースなど幅広い分野で活躍中です。
闘病を経て「笑いの力」や「人とのつながり」の大切さを再認識し、今も前向きに活動を続けています。
ワッキーさんの勇気ある闘病と復帰の姿は、多くの人々に希望と勇気を与えています。
今後も、彼の活動や健康状態に注目が集まることでしょう。
ワッキーさんのさらなる活躍と健康を心から願っています。
コメント